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ジャンル:サスペンス
製作国:その他
監督:アンドレイ・タルコフスキー
主演:アレクサンドル・カイダノフスキーほか
ソビエトのある地域で、重大な何かが起こり(何が起きたのかは不明)、住民の多くが犠牲になり、街全体がソビエト政府管理下に置かれ立ち入り禁止区域となってしまった街が舞台。

その地域は「ゾーン」と呼ばれ、廃墟と化し街全体をソビエト軍が常に巡回している。そしてこの地域のどこかに「部屋」と呼ばれる場所があり、その「部屋」に入ることができれば、なんでも願いがかなうという。

しかしその「部屋」は街のどこにあるのか不明で、部屋を目指した人には、その人を死に至らしめる様々なトラップが仕掛けられているという。

この「部屋」を目指して、3人の男たちがソビエト軍の監視をかいくぐりながら冒険の旅に出る。無人と化した街での登場人物は基本的にこの3人のみ。

どんな面白さ?

青みがかった夜明けとともに、廃墟と化して使われていない線路の上をトロッコを走らせ、「カタンコトン」という規則正しい音をバックに3人の男が無言で「部屋」を目指すシーンは「一体これからどんなことが起きるんだ!?」という高揚感を盛り上げます。

ただ、社会人になってからもう一度見ると、なんだか3人の男のセリフがいちいち難解で、初めて観たときのような高揚感は薄れていました。映画に意味を求めず、ただ画面に出てくるシーンを純粋に楽しむ子供の心にはとてもエキサイティングな映画。例えるなら「ガンダム」のようなものと言ったら良いか・・。ガンダムは、その複雑なストーリーが幼い子供にとって難解で理解できなくても、幼稚園児にも絶大な人気があり、皆夢中になって観ていました。この感覚に近いかもしれない。

ちなみに題名の「ストーカー」は「女性をしつこく追い回す」という一般的な「ストーカー」とは全く無関係です。

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