映画といえばデート、デートといえば映画。
先日、会社で調べ物をしていたらこんな記事を見つけました。
ロマンチックな映画を観て彼女との距離を縮めてみよう
思えば学生時代、彼女や知り合った女の子とデートするときは毎回毎回、ほぼ例にもれず映画に行っていました。もちろん映画が好きというのも理由の一つでしたが、一番大きな理由は「少なくとも2時間は女の子としゃべらなくて良いから」。そんな理由で毎回毎回、修行のように映画館へ通いました。
映画の前後にはコーヒーを飲んだり食事をしたりするのですが、そもそも映画へ行く理由が「女子としゃべりたくない」のだからして、当然のごとく会話が盛り上がることはありませんでした。
でも、たったの一度。たった一度だけ大いに盛り上がったことがあったんですよ。
それは映画「パルプフィクション」を観る時に、映画館の入り口にできた列に並んで開場を待っていたとき。
会話の経緯までは憶えていませんが、当時の史上最低の悪趣味映画の話がお互いにツボにハマった時でした。お互いに
「え?!あの気持ち悪い最低映画知ってるの?!」
という話になり、時間を忘れるくらい夢中で会話できたのが自分でも驚きでした。
やっぱり濃い映画、偏った映画、マニアックな映画の話題はお互いにシラケてしまう(というか相手が引いてしまう)リスクはあるけれど、互いにツボにハマるととてつもなく盛り上がる。
そんな体験を思い出してしまいました。
ちょっと怖いけれど、ちょっとリスクはあるけれど、一歩だけ踏み込んでみる。
この姿勢は男女関係を発展させるうえでも大事なんでしょうね。
そして、これをカメラの前で強制的にやらせるというショートムービーが面白かったので下にリンクを。
「初対面の人同士でキスをしてもらうショートムービー」です(記事元)
見ず知らずの初対面同士の10組20人にカメラの前でキスをしてもらう。
ただそれだけなのに緊張とエロと気まずさの感情が湧きあがってきます。
「はじめまして」
「どうも・・・」
「え・・?!もう始まってるんすか?!」
お互いに戸惑いながら、年齢もバラバラの組み合わせでキスをしていくシーンで一番衝撃的なことがあります。
それは互いに気を遣い遠慮がちな空気から思い切ってキスに踏み切る瞬間の、清水の舞台から飛び降りるような感覚。そしてこの一線を越えた瞬間にお互いに夢中でキスする。この変貌っぷりになんとも言い難いドキドキ感を感じます。
そしてキスが終わった後にまた全員が見せる気恥ずかしい表情。
でもこの時にはお互いに見る目が完全に変わっています。
お互いに指先が触れ合う程度に手をつないでいる人、
照れて大笑いする人、
中には相思相愛で付き合い始めたカップルのように振る舞う人も。
このドキドキはどうしたらいいんだ・・・