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2012年に「無許可で客にダンスをさせた」という意味不明の容疑で摘発されていた大阪のクラブ「NOON」。 先月4月25日に元経営者の金光さんに対し無罪判決が出ました。 日本では 「男女が一緒に踊ることは売春行為につながる」(?)として 「無許可で客にダンスさせてはならない」 という法律(風営法の一部)が戦後(1948年)に施行されました。 どうやら男女が密着して踊ることが問題視されて成立した法律のようです。 確かに黒澤明の「生きる」でも主人公の渡辺が娼婦(?)とダンスホールで踊るシーンがあります。 でも現代ではクラブはナンパに使われることはあっても、ここで売春されているという話は聞いたことが無いし、明らかに時代とずれている!こんな法律で「踊り」「音楽」という文化を押さえつけるのはおかしい! ということで、摘発されたクラブNOONを救うためのドキュメンタリー映画も製作、全国公開されました。(ほとんどの映画館で上映終了していますが、吉祥寺のバウスシアターにて5/23(金)にて爆音上映されます!) そして先月、晴れてNOONは無罪判決を受けたのが業界では話題になりました。 裁判では 「そもそもダンスってなんですか?基準はあるんですか?」という問いかけに対して 「足でステップを踏んだらダンスです」(検察側) 「ステップを踏まずにその場で身体を上下させる人もいますが、これはダンスではないんですね?」 「いや、それもダンスに入ると思いますが・・」(検察側) 要はダンスの定義自体もすごくあいまいだったようで、無罪になるのは当たり前なような気もしますが、背景にはドラッグのイメージや近隣への騒音など色々と色々な背景や事情があったんでしょう。 仕事柄クラブに行くことがありますが、全身を音で叩かれるような重低爆音はすごく気持ちが良いし、気持ちも高揚します。 そしてそんなクラブでの気持ち良い爆音を疑似体験できるイベントが開催されます。 吉祥寺のバウスシアターにて5/23(金)に爆音上映されるので、行ってみると面白いかもしれません。 そして最後に下の動画を。NOONに関係しているのかどうか詳しくはわかりませんが、今回のNOON問題、風営法を批判するのではなく、単純にダンスの楽しさを表現した映像は「単純に音楽とダンスが好き」というアーティストらしい思いが溢れていて好感が持てます。