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「ロバート・アルトマン/ハリウッドに最も嫌われ、そして愛された男」はまだまだ全国のミニシアターで上映中!

アメリカインディペンデント映画の父と呼ばれ、マーティン・スコセッシやジム・ジャームッシュ、スタンリー・キューブリックなど、インディペンデントな映画人たちから敬愛されるロバート・アルトマンのドキュメンタリー映画。

20代後半に自主製作映画「ジェームスディーン物語」でアルフレッドヒッチコックに気に入られ、ハリウッドデビューするも、自分流の製作を貫いたことで即刻クビ。そのあと、45歳で監督した戦争ブラックコメディ「マッシュ」がカンヌ映画祭パルムドール(最高賞)受賞。世界的な注目を浴びる。

その後も型破りな製作で大失敗と成功を繰り返しながら、1992年に「ザ・プレイヤー」でカンヌ映画祭監督賞、1993年に「ショートカッツ」でベネチア国際映画祭にて金獅子賞受賞と次々と名作を創出。

実は高校生の頃、サスペンス・スリラーの名作「羊たちの沈黙」で大感動した僕は「恐怖のサスペンス・スリラー」にどっぷりとハマり、「ルームメイト」「レイジングケイン」など立て続けに見た中に「ザ・プレイヤー」がありました。

当時は恐怖のサスペンス・スリラーかと思ったのに「全然怖くない・・・」とひどくガッカリしたのを覚えている。

そのあと盛りのついた高校二年生の時に観た「ショートカッツ」はマデリンストーの全裸シーンばかりがインパクトに残り、彼女の全裸以外をほとんど覚えていない。

そう、正直に白状すると自分にとってロバートアルトマン監督は「名前はよく聞くけどよく知らない監督」の1人に過ぎない。

でもこのドキュメンタリー予告を見て瞬時にイメージが一変。

嘘とハッタリで映画製作現場に潜り込んでキャリアをスタートさせて以降、大失敗しても批判されても自由な製作を貫いてインディペンデント映画を撮り続け、いつの間にか四大映画祭の賞をすべて受賞した数少ない名匠の生き方はとても興味深く魅力的。

「ちょっとクセモノ」扱いされるアーティスト、よくも悪くも伝説を残すアーティストには、ある共通点があると勝手に思っている。それは

「ハッタリ」


品行方正になんて下積みせずに、キャリアを上げるため、作品を創るためなら手段を選ばない・躊躇わないタフネス。

まずはどんな手を使ってでも作品創る。発表する。失敗なんてカンケーねぇ

そんな型破り名匠の生き方は映画ファンとして以上に絶対に観たい!

「ロバート・アルトマン/ハリウッドに最も嫌われ、そして愛された男」はまだまだ全国のミニシアターで上映中!

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