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ベネチア国際映画祭をはじめ、40以上の世界中の映画祭で数々の賞に輝いたトルコ映画「シーヴァス 王子さまになりたかった少年と負け犬だった闘犬の物語」が全国のミニシアターで上映中。なんだか大ヒットしているらしい!

この映画の舞台でもあり製作国でもあるトルコ。最近のトルコ映画は、2014年(第67回)カンヌ映画祭でパルムドールを受賞した「雪の轍(わだち)」や「蜂蜜」など、繊細な作品で人気が急速に高まっている印象を受けています。

80年代のトルコでの実話をもとにした「ミッドナイトエクスプレス」ではとても怖い国という印象を持ってしまったけど、歴史的に見るととても親日的で中東近辺では唯一「遠慮の概念」があり、とても日本人と気質が近いという話も聞くトルコ映画はとても興味深い。

シーヴァスのあらすじ

トルコの東部アナトリア地方に住む、いじめられっこのアスラン。彼の学校では学芸会の「白雪姫」の準備が進められており、アスランは密かに王子さまの役を狙っていた。しかし王子さまの役には村長の息子であるオスマンが選ばれ、更にはアスランが想いを寄せている女の子アイシェがオスマンの相手役のお姫様に選ばれてしまう。体の小さなアスランをいつも軽く見るオスマンに憧れの役柄とアイシェを取られ、悔しさに打ちひしがれるアスラン。

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そんなある日、アスランは瀕死の傷を負った闘犬シーブァスと出会う。深い傷を負ったシーヴァスに心惹かれるアスランだが、シーヴァスはオスマンの飼い犬である闘犬ボソに傷を負わされたことを知る・・・

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男尊女卑で、腕力が強いものが実権を握る古い習慣を持つ地域が多く存在するトルコ。力の弱い人間の葛藤や、力の弱い人間が力の壁を乗り越える糸口を描きたかったと語るカアン・ミュジデジ監督。

カアン・ミュジデジ監督はトルコでは映画監督としてだけではなく、レストランやファッションブランドも経営する実業家でもあり、次回作に「イグアナトーキョー」という日本を舞台にした作品も予定しているそうで。


40以上の世界中の映画祭で数々の賞に輝いたトルコ映画「シーヴァス 王子さまになりたかった少年と負け犬だった闘犬の物語」が全国のミニシアターで上映中。なんだか大ヒットしているらしい!

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