濃くて面白い映画だけの情報サイト

「恐怖分子」故エドワード・ヤンの代表作で53回カンヌ映画祭最優秀監督賞の「ヤンヤン夏の思い出」よりも更に15年前の作品が3/14より復活上映!!

この「恐怖分子」は一応ソフト化されてますが、市場に出回っているのはVHSの中古のみ。しかも一番安価なもので5000円ときてるので、観たい人は絶対にこの機会に劇場へ観に行った方がイイです。

そしてデジタルリマスター版とはいえ、まず驚くのが「これ本当に30年前の映像なの?!たぶんウソだな・・・」と思ってしまったくらい、映像がキレイ。この表現すごく嫌いなんですけどね。「映像がキレイ」なんて言われても、映像の何がどうキレイなのか全くわからない。そしてたとえどんなに言葉巧みに「映像美」を説明できたとしても、その映像を一目観てみることには絶対に敵わないですから。だから「映像美」を語ってしまうのは意味がない。

そうか、そのために予告編があるのか。この映画の予告編は、観ただけではそのストーリーはほとんどわからないです。わかるのは映像がすごく新鮮でクールで古さを全く感じさせない。30年前の映像だとはとても思えないということ。そう、映像美です。

30年も昔の映像だと、どう頑張っても「古臭さ」は拭えないものだと思ってたのに、この映画の映像はそれがまったくもって感じられないです。だから「1986年制作」というのは何かの間違いだと本気で思ってしまいました。

「映像美を語るのは意味なし」と言いながら、結局「映像美」以外何も語っていないこの記事、苦しくなってきたのでこのへんで・・・

「恐怖分子」のあらすじ

偶然通りかかったカメラマン、出世を望む医師、執筆に行き詰まる小説家、混血の少女。混血の少女が何気なくかけたいたずら電話から、一見つながりの無い人々が奇妙の連鎖反応を引き起こし、悲劇と狂気が伝搬していく。冷たく無機質な生活空間の中で展開される人間ドラマ。

poster2