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「ナショナルギャラリー 英国の至宝」2014年のベネチア映画祭で栄誉金獅子賞を受賞。現存する最も偉大なドキュメンタリー作家として君臨するフレデリックワイズマンの最新作は一月からとっくに上映中!!

先日観たワイズマンのデビュー作「チチカット・フォーリーズ」の制作が1967年。あれからほぼ毎年ドキュメンタリーを撮り続け(一部フィクション作品もあり)、84歳にしてなお作品を撮り続けるワイズマンすげぇ。

そして「チチカット・フォーリーズ」以来、解説文もナレーションや挿入歌はおろか、インタビューすら無いという「観る」ことに徹底した姿勢を貫いています。

この映画「ナショナルギャラリー 英国の至宝」でも劇中で学芸員が「大事なのは、作品を見て感じることと考えること」と言っていますが、ワイズマンの映画もまさにそこが重要です。なんてまだワイズマン作品を何本も観てない駆け出しファンのくせに知った風な口を聞いてますが、本当にそうだと思うのです。

ナレーションもインタビューもないので、背景や意図を理解するために映画を見終わった後もくるぐると頭の中で整理&考えを巡らすのは疲れるけど、思い出すほど・考えるほど楽しさも増してくるという「スルメのように噛むほど味が出る」ワイズマン映画。

そして今回の新作はそんな堅苦しいこと考えなくても「美術館へ見学しに行った気分」になれて楽しそう。うーん・・・美術館・・・

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それにしてもWebでの評判はほとんど全員が大絶賛&称賛の嵐。なのでここで多くを語る必要はなくなってしまいましたが、あまりにも評判が良いと逆に評価を疑いたくなってきてしまうのでこの辺で・・・

84歳にしてもなお現役で撮り続けるフレデリック・ワイズマン最新作「ナショナルギャラリー 英国の至宝」はまだまだ上映中!!

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