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「オマール最後の選択」ハニ・アブ・アサド監督の作品は2015年にアップリンクにて公開されるとことがだいぶ以前から告知されているけど、詳細は未公表のまま。スケジュール等の詳細が決まってからこのサイトに掲載するつもりだったのですが、なかなか詳細が決まらないので待ちきれずに掲載!!

こんな出だしでニュース記事の文章を打ち込みながら、段々と不安になってくるこの心・・・ん?どうしたのか・・・?

そう、今は「イスラム国」による湯川さんと後藤さん殺害で、恐怖と慈悲で日本が覆われていることを発端に、中途半端な知識でWeb上にイスラム原理主義について少しでも言及することが暗黙のタブーになってしまっていることを肌で感じてしまっているからです。

だから記事を書きながら、「こんなことを書いたら、テロリストを擁護していると湾曲して解釈されるのではないか・・・?」そんな不安が頭をよぎる度に手が止まってしまう。でも僕は「タブーをいたずらに恐れて触れない」ことは思考停止の第一歩であることを確信しているし、そんなタブーに従う意味は無い。だから堂々と記事を書けば良い!!と怒りにも似た気持ちで奮い立たせて手を動かし始めるとまた不安に襲われて・・・こんなことを繰り返しているうちに一日が終わってしまったという、なんとも情けない結果となりました。

でもやっぱり「触れない」「考えない」だから「知らない・解らないまま」であることは一番よろしくないことでもあるし、無関心を装う態度こそ相手を一番刺激する結果につながるような気がしてならないです。

実際、僕はハニ・アブ・アサド監督の第一作「パラダイス・ナウ」という衝撃的すぎる作品を観たからパレスチナやイスラムについて強い関心を抱くようになり、関連書籍や映画をむさぼるように観ました(それでもまだ中東諸国の複雑怪奇な関係はまだ全く理解できていません)

この映画の公開日がなかなか決まらないのも、もしかしたら批判やバッシングで炎上することを危惧してのことなんじゃないか・・・?と要らぬ憶測までしてしまう自分は明らかに神経過敏になっているのかも・・・

「単純な悪趣味」で嫌悪されがち⇒「めでたくタブー視される」という映画はたくさんあって良いと思うし、そういう作品は大好き。でも「背景に得体の知れない恐怖」があってタブー視されてしまう映画があるのであれば、その誤ったイメージは早く払拭されてほしいものです。