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短編映画館トリウッドと東京ビジュアルアーツ専門学校が共同で立ち上げ、学生がメインで商業映画を制作する「トリウッドスタジオプロジェクト」の第9弾作品。学校を舞台にした学園ものや若者を題材にした映画は星の数ほどあるけれど、そのほとんどは既に腹の出たオジサンたちが撮影・製作したもの。

でもこの映画は19歳の学生が監督・脚本しているところがスゴイ

鈴木夏櫻監督は

二十歳で何が変わるんだろうって思ったのがこの作品を作るきっかけです。 何も変わらないのに責任やら色々押しつけられて、「じゃがんばって」みたいな感じになるんです、きっと。
って思ってた、クズみたいな自分がいました。
(引用元:トリウッドスタジオプロジェクト

ものすごく共感できるその気持ち。僕の場合は「社会人」という言葉が大嫌いだった(今も)。「もう社会人なんだから・・・」「社会人としての責任が・・・」。
「きちんとする」という漠然な概念を盾にして、なんだか色々なものを押し付けるための都合の良い言葉のような気がするのと、自分がいまだに「社会人である」自覚がないのも相まって、アンケートの回答用紙にすら「社会人」の項目に丸を書くことに抵抗がある僕は今年40歳。
そして、ただ「社会人」であるだけなのに、漠然と毎日を過ごしているのは学生時代と何も変わらないくせに「自分は自分で身を立てている」「自分はもう学生とは違う」という顔で一見気楽に見える学生を見下す側面も間違いなくある。

鈴木監督にとっての「はたち」という言葉も、きっと同じ響きと意味を持っているのかもしれない。しかも「はたち」は「最近のはたちは・・・」というオジサンからの攻撃も加わるのでたまったものではありませんな。。そんなことを感じるこの映画、2/26にDVDリリースされます!!

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