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先日購入して一気に読んだ東京フィルメックスの「この映画を観れば世界がわかる」。そのまま勢い余って「仰天カルトムービー100 PART2」も買ってしまった・・・怪しい映画、いかがわしい映画だけど、カルト的ファンを魅了してやまない作品ばかりを集めたこの本はPART1とPART2に分かれています。そしてPART1の方は掲載されている作品が比較的有名作品で既に観ている・知っているものも多かったので、「知らない作品」かつ「怪しい・いかがわしい作品」も比較的掲載されているPART2の方を迷わず購入。

cult

ここにもゾクゾク・ムズムズしてくる怪しい映画たちが掲載されているけど、100作品あるので気になる作品を全部紹介していたらキリがない。なのでこの中でも監督が自分の財布のお金で作ってしまった「自主制作モノ」を紹介します。やっぱり歴史に刻んでしまうくらいの怪しい・いかがわしい映画の裏には、たいてい強烈な個人的趣向や病的な情熱があるせいか、「自主制作モノ」が多いです。

制作会社などから依頼されて制作される商業映画は、ある程度利益を出すことが前提になるので、ヒットを妨げるような偏った個人趣向は入れられないけど、自分のお金で「勝手に作る」のであればそこは当然自由。結果的にヘンな映画が出来上がってしまうけど、その背景には強烈な趣向や情熱がある。その結果、その強烈な個性に共鳴した数少ないファンに強烈に愛されるカルト映画に仕上がり映画史に傷を残すというパターン。

バスケットケース

自主制作カルトに挙げられるのは、まずは「バスケットケース」。この映画はここで説明する必要は無いくらいのカルトホラーの代表格だけど、この作品を初めて観たときとても強く感じたのが「製作者がショボさをまったく気にしていない」ことと「モンスターに愛嬌がある」ことと「女優がすごく可愛くてエロい」こと。

最初に挙げた「ショボい」はホラーとしては致命的だけど、「モンスターの愛らしさ」と「女優の絶妙な可愛さ&エロさ」があれば、「ショボい」ことは逆にプラスに働くこともある。決して「ショボければ良い」というわけではないです。あともう一つ良かったのは、モンスターが登場するタイミングがとっても絶妙だったこと。バスケットケースの中のモンスターが登場するまで若干じらすので「ケースの中に何が入ってるの?!」とワクワク好奇心が掻き立てられるけど、じらし過ぎずに登場するので退屈に感じることも無かったです。



ファンタズム

この映画は監督がお父さんにお金を出してもらって制作した自主映画らしいです(笑)。しかも出演している役者は主要メンバー以外は監督の家族や友人だそう。この逸話を知ってとても驚きました。高校生の頃にこの映画を観たとき、古い映画だとは思ったけど「ショボい」なんて全く感じなかったし、ハリウッド映画だと思って観ていたから。1970年代に個人でここまでやるなんてスゴイなぁ・・・



やっぱりカルトホラーって良いです・・・時間を忘れます。でも大好きなゾンビが出てこなかったので、ゾンビの名作品をアーカイブした予告編集大成を以下に!全然関係ないけど。