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poster211月15日から公開中の「紙の月」を観てきた!!宮沢りえと池松壮亮が不倫関係の仲として共演するというだけで、とっても濃そうな話題作。
公開日は11/15だけど、映画に行くタイミングがなかなか得られなかったのでまずは公開当日は原作を読みました。そしてやっと先週、劇場に行って観ることができました。映画を観る前に原作を読んでしまうと、原作と映画をどうしても比べがちだけど、この映画はとても原作に忠実だったと感じました。違いは、原作のほうは主人公の精神描写が豊富で「追い込まれていく」ストレスとスリルのサスペンス要素は控えめ。映画の方は主人公の心の内よりも、追い込まれていく重苦しいスリルが強調されるサスペンス要素が強くて楽しかった。

真面目で大人しい銀行員が、ふとしたことがきっかけで横領という犯罪の深みにハマりながら、それを隠すために周囲にも自分にもウソをつき続ける。ウソを重ねるうちに、つじつま合わせの深みにハマって出られなくなり、更にウソでごまかそうとする負のスパイラルに陥るという、奈落の底にはまっていく過程のスリル。真面目だけど、真面目すぎてどこか危うい雰囲気をまとった宮沢りえと、優柔不断で周囲にすぐに流されてしまう池松荘亮の不倫というのが、なんとも不健全で良かった。そして不倫と横領のその背景には、宮沢りえが自分を好いてくれた池松荘亮を助けるための行動がきっかけであるというところがとても悲しく、感情移入してしまうという点でも原作に忠実でした。

そんな「紙の月」は11月15日より全国公開中!!
神の月は面白い。

こちらはロングバージョン予告編↓