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「祈り サムシンググレートとの対話」 とても印象的な精神&科学映画はまだまだUPLINKにて公開中!

「精神世界が現実世界に与える影響」というものにとっても興味があります。「強く願う気持ち」や「祈る気持ち」「信じる心」がその人の思考や行動だけでなく遺伝子にまで影響を与え、更にそれが周囲に伝搬していく。こういうことを科学的な手法でアプローチする人たちを描いたドキュメンタリー映画です。「祈り」が遠くの国の植物の成長にどんな影響を与えるのか?とか「心」が遺伝子の変化にどんな影響を与えるか?について徹底的に議論します。劇場映画というよりもNHKスペシャルのような雰囲気を持つこの映画は、1年近く前にUPLINKで観たのですが、とにかくすっごく面白く、DVDが出たら絶対に購入しようと思っています。

そして熱く語れば語るほど、更には「怪しくないよ!」と前置きすればするほど周囲の人たちが音を立てて遠ざかっていくこの分野。このサイトで紹介するのも少し躊躇していました。でもオカルトの世界のように「科学では説明が出来ない」とか「超常現象」という「何でもあり」の世界ではなく 仮説と検証・実験を行いながら「精神と物理的世界の相互作用」について議論していくので怪しくないですよ(たぶん)。そしてこの映画では、遺伝子というミクロな世界まで捉えます。その人がどんな能力を持つか、内臓がどんなふうに動くのかも含めて、すべての情報が書かれている遺伝子は生き物の精巧な設計図。この遺伝子のスイッチが「祈り」によって切り替わり、病気が治ったり能力が飛躍的に向上することがあるという(その逆も)。

なぜそんなことが起こり得るのか、その原理は良くわからないし説明もつかない。そもそもこんなに精密な「設計図」を誰が書いたのか?それすらもわからない。この問いに対する答えは「何かよくわかんないけど偉大なもの(サムシンググレート)が介在している」としか答えられない。でもその「偉大な何か(サムシンググレート)」は存在すると信じることで遺伝子のスイッチは良い方向へ入っていく。

遺伝子研究の世界的な権威である村上和雄やスピルバーグにそっくりな医学博士、ちょっとだけ怪しげな雰囲気の細胞生物学者が「祈り」の効用について真面目に議論するこの映画は渋谷のUPLINKにて上映中です。観ると希望が湧いてきて、映画館の帰りに村上和雄の著書を2冊も買い込み、すっかりファンになってしまいました。

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