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「グロリアの青春」 42歳で映画デビューし、53歳でベッドシーンに挑んた女優の渾身のチリ映画は9月3日からDVDリリースされています。 すごいと思ったのは、57歳(実際には53歳)の女優がオールヌードになり、セックスシーンにも堂々と挑むグロリアを演じるパウリーナ・ガルシア。

いかにも清純そうな門脇麦さんの「愛の渦」でのヌードとセックスシーンも凄かったけど(「愛の渦」を一緒に観た妻は「このコ・・・スゴイ・・・」と絶句していました)、晩年でこんなシーンに臨むのもスゴイ。

そして何となく黒澤明の「生きる」を思い出してしまいました。雰囲気もストーリーも全く違うんだけど、晩年の女性(男性)がやけになってハメをはずしたり、失敗しながら「何か違うなー・・・もっと楽しい筈なんだけど・・・」と悶々とする姿が被ってしまった。

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年連を重ねていき、「難しい」「厳しい」をいかにも物知り顔で連発して、他人を華麗に論破したり批判したり、「正しいこと」で相手を畳みかけるのがちょっとカッコよく感じてしまったら要注意。グロリアのように思い切りハメを外したり間違えたり転んでケガをしながらも、自分の心と身体で感じ前進していくような晩年を迎えたいと感じた自分は38歳。

「グロリアの青春」は9月3日からDVDリリース中

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