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VHSもベータも生活の中に存在していた時代に思春期に片足を突っ込んでいた自分にとって、VHSを巻き戻せ!はとても共感できるものでした。当時「家で映画が観れる!!!」と大興奮した時にはビデオデッキが家には無く、レンタルビデオ店は近所に1店舗だけしかありませんでした(Screen&Booというネーミングも最高なお店でした)。

毎日のようにお店に通ってはCRTモニターに流れる新作ビデオの映像をバックに、巨大な店舗の巨大な棚に膨大に配列された(当時は本当にそう見えました)作品群を眺めては夢想する日々は楽しかった。そしてとうとう(ビデオデッキ持ってないのに)おじいちゃんの保険証を借りて会員証を作り(偽造)、VHSビデオを思わず借りてしまいビデオデッキを持っている友達の家で見せてもらったくらい、本当に家で映画を観ることに憧れていました。だから中学に入ってからビデオデッキが家に来た時、反抗期に入りかけて家族とまともに口を利かなっていたのにも関わらず、思わず母親に「これが夢だったんだ・・・」と感謝したことを憶えています。

ちなみに小学生当時ビデオデッキを持っていなかったのは、仲間うちでは僕とツッカンという友人の2人だけ。不運なことに二人とも映画マニアでした(笑) 僕は観たい映画を借りてはビデオデッキを持っている友達の家で見せてもらうのが日課でしたが、ツッカンは更に強者でした。ツッカンはScreen&Booの店内に立ち尽くして、CRTモニターに流れる新作ビデオを一日中観ていた!(笑)

ツッカンとはそのまま同じ機序の中学校に入学したけど、相変わらずの映画マニアぶりは変わらなかった。でもなぜかツッカンに向かって「キャノンボール!!」と言うと激怒してたなー。なんでだっけ・・・?