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「好き!」という気持ちが高じて出来てしまった映画「ROOM237」(公式ページ)。この映画のDVDが遂に8月6日にリリースされます!ROOM237とはスタンリー・キューブリックによる恐怖映画の金字塔「シャイニング」の一場面に出てくるホテルの一室のことで、主人公のジャック・ニコルソンが腐敗した老婆の幽霊に襲われる部屋を示します。

この「シャイニング」はスティーブン・キングによる原作を映画化したものですが、原作の方では部屋番号が「217」であったのに、映画では「237」に変更されています。キューブリック監督があえて237に部屋番号を変更した背景には、恐ろしい「謎」が隠されていた・・・
「存在するはずのない窓」「サブリミナル効果」「ダミーの三輪車」「アポロ計画」等 シャイニングを読み解く様々なキーワードと「謎」に迫るドキュメンタリー映画。予告編だけで全身に鳥肌が立ってしまったこの映画、買う!!



もともと不可解な部分が多いとされる(らしい)「シャイニング」。肝心な映画関係者への同意や許可は一切取らずに「勝手に」映画にまつわる謎を徹底的に分析するドキュメントを作ってしまった問題作。乱暴に言い換えてしまうと「ファンが好きすぎて妄想した内容を勝手に映画化」してしまった病的オタク映画です。こういうのって大好きです。

実はまだこの映画を観ていないのですが、この映画が気になるのは2つの理由があります。一つ目は自分も「シャイニング」が大大好きで独自の解釈を持っているので、他の(病的)ファンがどのように解釈したのかに単純に興味が湧いたこと。
二つ目はこの映画への視聴者のコメント。 「知らないぞ!?こんなもん公開して訴えられるぞ!たぶん差し押さえられて観れなくなるから今のうちに観ておけ!」という旨のコメントが多く書かれていたので、これは観なければ!と思った次第です。

それにしても「好き過ぎて」映画まで作ってしまう、熱い(というよりも病的な)情熱ってカッコよくも可笑しくもあり、とても好感が持てます。このサイトで紹介している「ショーン・オブ・ザ・デッド」の監督エドガー・ライトだってジョージ・A・ロメロの「ゾンビ」の大大大ファンで大学時代は学校へは行かずに部屋に引きこもって「ゾンビ」をひたすら観ていたという病的ファン。そんなファンが作ってしまった「ゾンビ」のパロディ映画はやっぱり面白かった。

病的に好きすぎて映画にまでしてしまったもうひとつの作品は「デート・ウィズ・ドリュー」。幼少時からドリュー・バリモアのことがあまりにも好き過ぎて、ついに「ドリューバリモアとデートをするための奮闘(ストーカー行為)」を描いたドキュメンタリーを製作してささやかな大ヒット。この映画はラストではボロボロと泣いてしまうほど最高に面白かった・・・

因みに先日「2001年宇宙の旅」の舞台裏写真集が15万円で出版された記事を書きましたが 「シャイニング」の舞台裏写真集なんて出したら、更に高く売れるんでしょうね。